ヒプノ赤ちゃんとは



 Hypno Birth
 そのまま訳すと「催眠出産」

 え? 催眠術にかかって眠って、知らないうちに生まれる?
 もちろん、そんなことはありません。

 深いリラックスと集中状態である『催眠の特性』を利用した出産法
 私たちが本来、本能として備えている「自然出産力」を引き出し
 ママがその潜在能力を発揮して
 穏やかで快適な、喜びに満ちた出産を手助けするものです。


       



出産のイメージ



 分娩・出産というと、どんなイメージを抱かれますか?
 苦しみもなく痛みもなく、するっと生まれるイメージ?
 それとも、痛い? 恐い? 命がけ? 不安??

 まだ経験したことがない出産に対して
 ネガティブなイメージを思い浮かべられる方も少なくないのが現状です。

 テレビや映画でみた、苦しくて大変そうなシーン
 出産ってこんな大変なものなの???と…思っちゃいますよね。

 母親や友達、先輩ママたちからは
 とても大変で辛かった困難な体験話ばかり
 え? みんなそうなの? うわっ やっぱり大変なんだ
 自分もそうなるのかなぁ? …心配や不安を抱えちゃいますよね。

 心配だから調べてみようと思えば
 合併症や特殊なケースの危険な出産の話が出てくるばかりで
 もうどうなっちゃうんだろう?って、思っちゃいますよね。

 出産経験のあるママは、前回の出産にまつわるネガティブな体験から
 今回もそうなるのかな? いやそれ以上だったら……と不安を抱いたり。

 出産とは危険なもの。 出産とは想像できないほどの痛みを伴うもの。
 そんなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?



妊娠出産は赤ちゃんの未来を形作る大切な時間


 女性の身体は「自然出産力」を持ち備えています。

 おなかの中で赤ちゃんがひとりでに育っていくように、
 お母さんの身体は赤ちゃんが出てくるための準備を始め
 お母さんの準備が整うと、赤ちゃんはお母さんの身体のリズムに助けられ、
 自分の力で生まれ出てきます。

 お母さんの身体は「出産の方法」を本能として知っていて、
 赤ちゃんも「生まれ出てくる方法と力」を本能として持ち備えているのです。

 健康な女性と健康な赤ちゃんにとって出産は、
 自然の流れの中で穏やかに始まり、穏やかに進行し完了する。
 代々昔から続く私たちの自然の営みのひとつなのです。

 赤ちゃんが成長して自然にハイハイし立ち上がり歩くように
 健康な女性にとっては、出産は自然なものなのです。

 ところが
 雑誌、ネット、TV、まわりの女性から聞く体験談などから入ってくる、
 痛み、恐怖、危険を感じるお産の情報によって
 「出産とは想像できないほどの痛みを伴う恐いものなのでは?」と思い込み
 出産とは困難で危険なものと決め込んで不安や恐怖を抱えてしまいます。

 でも実は
 この「不安や恐怖を抱えて出産に臨むこと」が出産力をセーブしてしまい
 穏やかに迎えられる出産を、辛いものにしてしまうことをご存じですか?

 ヒプノ赤ちゃん出産法では、
 出産の本来のプロセスを、身体と心の両面から正しい知識として学び、
 お産の過程における呼吸法、リラクセーション法、イメージ法など
 さまざまなテクニックを学び、練習し、身につけていきます。
 この催眠の特性を利用したテクニックは、
 穏やかで快適に、喜びに満ちた出産で赤ちゃんを迎える手助けとなります。

 赤ちゃんにとってお産は
 この世界に生まれてくる一生に一度の大切な瞬間で重要なセレモニー。
 お母さんにとっても
 今おなかにいる赤ちゃんとの一生に一度の大切な瞬間。

 生まれてくる大切な時間とプロセスを
 素晴らしい瞬間として赤ちゃんにプレゼントしましょう。

 お母さん、お父さんにとっても、この素晴らしい時間と瞬間は、
 かけがえのない一生の宝物になっていくはずです。

 潜在能力である自然出産力を積極的に引きだして、
 喜びに満ちた穏やかな出産で赤ちゃんを迎えてみませんか?



恐れや不安が痛みを生む?



 分娩過程に入ると母体からはモルヒネの200倍ともいわれる自然の鎮痛剤
 エンドルフィンが分泌されるといわれています。
 これは穏やかで自然な出産をする身体機能のひとつです。

 ※ グラントリ・ディック・リード(1953年)の理論 ※
  「恐れと緊張がなければ、私たちの身体は自然の弛緩剤を放出し
   それによって出産が楽になる」

 ところが、さまざまな情報を見たり聞いたりしているうちに
 出産は痛い、恐い、危険だと植え込まれて、恐れや不安、ストレスを感じ
 ストレス要因ホルモンが誘発されエンドルフィンの分泌を押さえ込んでしまいます。
 穏やかで自然な出産をするための身体機能は抑え込まれてしまいます。



痛みのプロセス



 恐いとき、不安なとき、私たちの身体はどうなっているでしょうか?

 ちょっと思い出してみてください。
 映画やTVを見ていて、恐いシーンやハラハラするシーンになったときのこと。
 息を止めて、手を握りしめたり、肩に力が入ったり…しますよね。

 今まで体験した恐かった事や不安なことを思い出しても
 同じような状態になりますね。

 そう、恐いときや不安なとき、私たちの身体は緊張します。
 私たちの筋肉はギュッと縮こまって固くなってしまいます。
 呼吸も浅くなったり少なくなったり、息を止めていることすらあります。

 恐れや不安によって筋肉が緊張して硬くなると、身体は赤ちゃんを通すために、
 その筋肉を無理矢理伸ばして広げようとするために痛みを感じてしまいます。

 痛みを感じると辛いし苦しいし、さらに不安や恐怖を抱いちゃいますよね。
 するとさらに身体は緊張していき、筋肉はますます緊張して…
 不安・恐れ → 緊張 → 痛み → 不安・恐れ → …
 痛みを生むサイクルへ、入りたくないのにいつの間にか引き込まれていく。

 こんなサイクルに入りたくないですよね。



恐れや不安から心を解放しましょう



 ヒプノ赤ちゃんの講座では
 出産のさまざまなプロセスについてパートナーと一緒に学びます。

 出産知識を学び、抱えている不安や恐れを解放するワークを行うことで
 妊娠中のさまざまなストレス、恐れ、不安
 過去の出産経験からの不安や恐れなど
 いつの間にか抱えてしまった出産に関するマイナスイメージから心を解放し
 自然で穏やかにやさしく出産する準備を整えていきます。

 深いリラックス状態を維持しながらパートナーの言葉かけに耳を傾け
 イメージや呼吸法を用いて出産のプロセスに集中することで
 潜在意識下に本能として備わった「自然出産力」を引き出して
 自分の身体と、生まれてくる赤ちゃん、そしてパートナーと協調しながら
 穏やかで快適なお産を進めていくための過程を一緒に学んでいきます。

 出産、本来それは無上の喜びを感じる瞬間です。


     


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 ※ ヒプノ赤ちゃん(ヒプノバース/催眠出産)は
   西洋医学や医療介入を否定するものではありません ※




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